住信SBIネット銀行、外貨積立の為替コスト引き下げ


住信SBIネット銀行の外貨積立の為替コストが、6/6から1米ドル当たり15銭→5銭に引き下げられます。外貨普通預金(リアルタイム、指値注文など)は1米ドル当たり15銭のままです。

SBI証券で米国株を買う場合、円貨決済と外貨決済が選べますが、どちらも1米ドル当たり25銭の為替コストがかかります。しかし、SBI証券は住信SBIネット銀行と連携しているため、住信SBIネット銀行で米ドルに替えて、SBI証券に無料で外貨入金することができます。外貨入出金は無料で、リアルタイムで反映されます。

他にSBI証券のFXサービス(SBI FXα)のポジションを現引きすることで1米ドル当たり1銭以下の超低コストも可能ですが、この場合は1万通貨単位でしか使えないので、低所得の私には向いていません。

外貨積立の場合は、米ドルの購入レートが平準化されるため、購入タイミングに悩む必要もなくなりますし、また一度に買うよりも安い1米ドル当たり5銭の低コストになります。私は毎日6,000円分ずつ米ドルを買い付ける設定にしています。

注意点としては、通常の円預金は預金保険制度で1,000万円まで保護されるのに対して、外貨預金は預金保険制度の保護対象外のため、銀行が破綻すると戻ってこないリスクがあります。私はこまめにSBI証券に移して、米国株購入までは米ドルMMFにしています。

マネックス証券、 楽天証券も為替取引には1米ドル当たり25銭の為替コストがかかるので、為替コストの面ではSBI証券が最も有利だと思います。


また、SBI証券では現在、他社からSBI証券へ米国株を移管入庫すると、他社へ支払う「出庫手数料」を全額負担する、というキャンペーン中です。期間は2017年5月30日~2017年7月31日です。

私はSBI証券とマネックス証券の両方で米国株を保有していますが、口座が分散していると配当再投資が面倒なので、これを機にSBI証券に移管しようと考えています。マネックス証券で保有中のBUD(アンハイザー・ブッシュ・インベブ)やNVS(ノバルティス)はSBI証券では取り扱っていないため、この2銘柄だけはマネックス証券に残ることになりますが…

投資者保護基金で補償されるのは1人当たり1,000万円が上限なので、今までは多少不便でも証券口座を分散させておいたほうが万一のことを考えると安心かなと考えていました。とはいえ、私たち投資家が証券会社に預けた有価証券は、証券会社のものとは明確に区別がつくように分別管理されています。証券会社が倒産することがあっても、きちんとそれぞれの投資家へ返還されるようになっているので、そこまで気にする必要もないのかなと思います。

移管については、またご報告します。


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