リーマンショックをシミュレーションしてみる


前回の記事でも書きましたが、2月末(※2/25時点)の私の資産は前月末(※1/28時点)比881,834円減の14,352,145円でした。

月次では過去最大の下落幅で、約90万円は低収入高卒非正規の私からするとかなり大きな金額ですが、最近は一本調子で上がり過ぎていたので調整は嬉しいです。

むしろ、より割安で買い増ししたいのでそろそろ強気相場が終わることを望んでいますが、私は投資歴が浅いので弱気相場を経験したことがありません。

口では「暴落がきたら喜んで買い増しします」とは言っているものの、実際に大暴落がきたら怖気づいてしまうかもしれないので、今回はリーマンショックの資産推移をシミュレーションしてみました。

もし今が2007年5月だったら

簡略化するために、全財産1,400万円をS&P500に投資しているとします。今がリーマンショック前の株価ピークの2007年5月末で、毎月12万円を買い増しすると、月次の資産推移は以下のようになります。

2009年2月末には668万円まで減少し、元の1,400万円まで回復するのは2011年1月末です。(毎月12万円の買い増しをしない場合は536万円まで減少し、1,400万円回復は2013年5月末です。)

668万円まで減るとイメージしてみると、なんというか精神的にくるものがありますね。イメージだけでも結構なダメージなので、実際に口座のお金が減っているのを目撃するともっと辛そうです。

私は手動でドル転したあと個別株やETFを買っているので毎月の買い増し時に大きく目減りした口座残高を目にすることになりますが、投信を積立投資している場合は放ったらかしにしておけば良いので精神的にも有利な気がしますね。

グラフを2018年1月末まで伸ばしてみます。

毎月12万円の買い増しを続けると、2007年5月末に1,400万円だった資産は2018年1月末には6,869万円になりました。10年ちょっとで超お金持ちです。

リターン7%と比べると以下のようになります。こうやってみると暴落は素晴らしいですね。

今のS&P500のCAPEレシオはリーマンショック前よりもずっと高いです。

今後、似たような暴落が起きたとしても、その後の回復局面で同じくらいの高リターンは望めないと思いますし、もしかすると更にひどい大暴落がくるかもしれません。

世界恐慌のような大暴落がきたらちょっと平常心を失ってしまいそうですが、どんな市場環境でも無心で買い増しを続けられるように頑張っていきたいと思います。


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