ロシア株のPER推移


現在のロシア株はCAPEレシオが6.4(2018年1月末時点)と低いので、ERUS(iシェアーズ MSCI ロシアETF)に投資しています。今月の追加投資もERUSを買おうかなと考えています。
(過去記事:ロシア株ETF(ERUS、RSX、RSXJ)

ロシア株のPER推移

ロシア株のCAPEレシオ、PERはたしかに低いのですが、過去平均はどうなっているんだろうと思って調べていたら、以下のグラフを見つけました。

2012年の記事なので少し古いですが、ロシア株(MICEX指数)のPERの平均値は約10になっています。

multpl.comによると、S&P500のPERの平均値は15.69、中央値は14.69なので、ロシア株のバリュエーションは米国株よりもかなり低めですね。

思ったよりも差が大きいなと思いましたが、PER=1/(長期金利+リスクプレミアム-名目GDP成長率)だそうなので、高金利通貨の国のPERは低金利通貨の国のPERよりも低くなるのは当然といえば当然なんですよね。

ロシア株のCAPEレシオの推移も知りたかったのですが、見つけることができませんでした。私はGoogle翻訳なしには英語ほとんど読めないので、こういうマイナー?な情報を探したいときには苦労します。日本語文章でも読むスピードが遅いので、機械翻訳だと余計になかなか頭に入ってこなくて疲れるんですよね…

ロシア株の下落率


また、ロシア株は下がるときは凄まじく暴落します。

下はリーマンショック前後のRSX(ヴァンエック・ベクトル・ロシアETF)とVWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)、SPY(SPDR S&P 500 ETF)のチャートです。
※ERUSの設定日は2010/11/9なので、より古くから存在するRSXを使いました。
SPYが高値から約52%、VWOが約64%下落したのに対して、RSXは約82%も下落しています。

MICEX指数の長期チャートを見てみると、1998年のロシア財務危機でも80%超下落しています。これはロシアルーブル建てなので、ドル建てだともっとひどいことになりますね。恐ろしいです。




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